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ショパンコンクール

先日、第18回国際ショパンコンクールが開かれました。ショパンコンクールは、ヨーロッパのポーランド、ワルシャワにて行われる、1927年より続く、歴史あるコンクールです。5年に一度行われる、言わばピアノのオリンピックのような催しです。

このコンクールでは毎回、演奏者が弾くピアノを指定することが出来るので、どのピアノが最後まで生き残るのかも同時に楽しめます。

今年使われたピアノはこの4社5台で、

・スタインウェイ 479
・スタインウェイ 300 
・ヤマハ CFX
・カワイ SK EX-L
・ファツィオリ F278


でした。このブログを書いている中の人(ドラマー)はファツィオリのピアノはまだ見たことがないです。
スタインウェイは製造番号で区別しているだけのようで、479と300は同モデルの製造時期違いみたいです。つまりはおんなじピアノの個体差音色が違っている形になります☆彡

ちなみに今回第18回の受賞者並びに受賞ピアノですが、

1位: ブルース・リウ  (ファツィオリ)

2位: 反田恭平  (スタインウェイ)
  アレクサンデル・ガジェヴ (カワイ)

3位: マルティン・ガルシア・ガルシア (ファツィオリ)

4位: 小林愛実  (スタインウェイ)
  ヤクブ・クシュリク  (スタインウェイ)

5位: レオノラ・アルメリーニ  (ファツィオリ)

6位: ジェイ・ジェイ・ジュン・リー・ブイ  (カワイ)

となっています。反田さん、小林さん、受賞おめでとうございます!!!



カワイのピアノが上位にランクインしていることがとても嬉しいですが、意外なことにスタインウェイ、ファツィオリ、そしてカワイとだいたい同じ数に落ち着いていることから、圧倒的にどこかが優れたピアノメーカーというよりは、弾いている人の実力を出しやすいピアノであって、その人の好みの音を出せるピアノなんだろうな、と思いました。

確かに、世界規模ではスタインウェイが圧倒的な地位を確立していると感じますが、カワイも全く負けていないということが改めてわかりました。

山陽こだま楽器では赤磐本店にSK6、岡山西口店にSK2が入っています。個人的にお遊びぐらいの弾き方しかできないのですが((笑))

もっといろんな曲を弾けるようになったら、お店のSKの良さもわかるのかなぁと思います( ;∀;)

sk_touch.jpgお店のシゲルカワイも是非弾いてみてくださいね(#^.^#)

(髙瀨)


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